「卍」谷崎潤一郎著

「関西の良家の夫人が告白する、異常な同性愛体験」ー小説紹介欄よりー


以下、内容ネタばれありです。


告白語り調関西弁で最初から最後まで書かれた小説。
感想一言で云えば面白かった。最後の方はえええええええってなる笑。


光子こえええって思ったけれども、Amazonのカスタマレビュでは実は園子が加害者で、
光子とハズさん(園子の旦那)が被害者って見方があって納得してしまった。なるほどねー。
レズでバイの独身女性に翻弄される既婚女性とその夫と不能者男性の話かと思いきやどっこいですな。


光子に嵌る前のハズさんが綿貫とやり合うシーンは、ハズさん知的でかっこ良かったのになぁ笑。


谷崎潤一郎さん小説は、このブログタイトルの由来ともさせて頂いているので引き続き今年も読み漁ります。