花束を買う


仕事の帰り道、花屋の前を通った。
お供えの花をそろそろ買おうと思っていた。
母が好きな色の薔薇があったので買った。


濃いピンクの花弁と茎葉の緑が映え合ってキレイだ。


母は濃いピンク色が好きな人であった。
実は私も濃いピンク系の色(赤に近いような)が一番好きだ。


「色」が好きである。好きな色も嫌いな色も。「色」が好きだ。


油絵や水彩を描くと、色使いが面白いと評される事がある。
自分では何がどう面白いのかわからない。好きなように使う。
絵を描くのに理屈はつけたくない。理屈は後からついてきたものだから。
(デザインの時は理屈をつけてやらないとだめだけども)


描いている時は夢中で、楽しいとか嫌だとかわからなくなる。
ただ、自分があるだけ。


怠け者の私は絵を描かない。何かに甘えているのだろうと思う。
良くないねぇ。